合板・製材・集成材国際競争力強化・輸出促進対策のうち林業経営体・林業労働力強化対策事業

令和元年度　林野庁
合板・製材・集成材国際競争力強化・輸出促進対策のうち林業経営体・林業労働力強化対策事業

事業結果 NEW

令和元年度林業経営体・林業労働力強化対策事業費補助金のうち林業労働力強化対策事業について、令和2年2月19日から令和3年2月15日まで事業を行いました。

①事業の概要

「総合的なＴＰＰ等関連政策大綱」（令和元年12月５日TPP等総合対策本部決定）を踏まえ、新たな国際環境の下で、原木供給の低コスト化を含めて合板・製材の生産コスト低減を進めることにより、競争力の強化をはかる必要があります。

今後、体質強化計画に参画する意欲と能力のある林業経営体等に対し、国際競争力強化等を見据えた、販売力の強化や効率的な事業実施に向けた経営者層の育成をはかるための研修等を実施すること、安全で衛生的な職場づくりを通じた林業労働力の確保に向け林業労働安全衛生に資する安全衛生装備・装置の導入及び研修の実施等を支援することが必要です。

本事業は、体質強化計画に参画する林業経営体等を対象に、安全衛生装備・装置の導入及び安全衛生に関する研修の経費補助を行って、安全で衛生的な働き方改革を実践する職場づくりを支援して、林業労働力の確保に向けた取り組みを推進するものです。

〇体質強化に参画する林業経営体とは

「総合的なＴＰＰ関連政策大綱」に即し、地域材の国際競争力強化に向け、生産性向上等の体質強化をはかるため、都道府県が川上から川下までの林業・木材産業等関係者と共同で、合板・製材工場等の整備とそれらに向けて原木を安定的に供給するための間伐材の生産及び路網整備等を一体的に実施する取組を体質強化計画と言います。

この体質強化計画に定める「原木安定供給計画」の原木安定供給計画参画事業実施主体名に記載がある林業経営体のことを言います。