岐阜後期研修活動レポート 2020年11月11日(水)~12日(木)
- 前期研修に参加した研修生が集まり岐阜県立森林文化アカデミー「林業機械学習棟」で後期研修会を開催しました。
- 飛田講師から後期研修プログラム内容の説明と、1か月間の自主練習の状況について意見交換を行いました。
- フィールドで飛田講師からチェーンソーワークの振り返りと、練習成果を発表するミニ伐木競技会の審査方法の説明を受けて、実技研修を開始しました。
- 練習成果を確認するミニ伐木協議会は、防護装備の装着と、イヤーマフ・フェースシールドの付け忘れ、正しいチェーンブレーキ操作などを評価するとともに、伐倒方向のずれやツルの幅・高さの正確さなどを数値で評価して競いました。
- 伐倒後に、受け口の角度、深さ、方向などの計測を行い、1カ月間の練習成果を確認しました。
- 伐倒方向のずれは、15ⅿ離れた地点にポールを立てて、受け口に当てた垂直方向を出すボードと水糸で計測して伐木方向を決める受け口の正確さを評価しました。
- ミニ伐木競技会ののちは、1か月間の取り組みで気が付いた自身の課題をグループ内で共有して、その課題に対する解決方法について、グループ内でたがいに指導しあって伐木練習を繰り返しました。
- 後期2日目研修最終日は、岐阜県立森林文化アカデミー「林業機械学習棟」で「1か月の練習期間に現場で実施した安全対策などについての発表」と、「これからの自身の練習プランを作成するワークショップ」を行いました。
- 「これからの練習プランの作成と共有ワークショップ」では、自身の課題や経営体内での取り組みの姿勢、指導している技能者とのコミュニケーションなどの課題と、その対策について色々な意見が出され、それらに対応する自身のスキルアップの方法などをまとめました。
- 「これからの練習プランの作成と共有ワークショップ」の最後には、個人の取り組み内容の発表を行って、情報の共有をはかりました。
発表内容はベテランの方々が多かったことから、個人的な安全衛生活動から、新人教育、経営体全体としての安全意識改革など多岐にわたる深い内容の発表となりました。
- フィールド研修の最後に参加者全員で記念撮影を行いました。
「参加者の皆さん、大変ご苦労様でした」