林業に新規参入する労働者に係る労働災害防止対策推進事業

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林業に新規参入する労働者に係る労働災害防止対策推進事業

森林・林業における労働災害の発生状況は、中長期的にみると減少傾向にあるものの、他産業に比べると発生率が高い水準で推移しています。
近年の死亡災害の状況をみると、間伐作業中における災害と他産業から林業に新規参入した者の災害が目立ちます。また、労働負荷の低減や生産性の向上から導入されている車両系林業機械の操作の不手際による災害が多発しています。
災害が増加している背景には、次のようなことが挙げられます。
①長期的な木材価格低迷による林業事業凋落に伴う高齢者・少人数の零細企業が多く、安全作業に対する意識レベルが低い。
②これまでの造林・保育事業から利用間伐事業に移行し、不慣れな伐木・搬出技術で事業を継続している。
③地形・林況・路網、生産量などに適応した作業システムの選定が行われていない。
④新規就労者に対する安全作業の教育が行き届いていない。
⑤安全な作業に必要な作業計画が整備されていない。

林業先進国である欧州では、「安全な服装と保護具着用の徹底」、並びに「安全な作業の確保と労働負荷の低減に配慮した体系的な作業システム」が構築され、林業労働災害の減少傾向にあります。特に、チェーンソーによる人体の切創事故が非常に少ないことと、一人の森林内作業の禁止徹底など重大災害の減少が挙げられます。

林業労働者の安全と健康の確保は、事業者が果たすべき「社会的責任」の中でも最も優先されるべき事項です。また、事業者の安全に対する投資は、安定経営と地域人材育成にも資する投資効果の大きなソフト事業であり、事業者の創意工夫による「自主的取組」を推進することが極めて重要です。

弊社は、平成24年度厚生労働省委託事業「林業に新規参入する労働者に係る労働災害防止対策推進事業」において、安全衛生教育の支援教材を取りまとめましたので、事業者及び事業場などの安全教育の資料及び安全管理活動(KY活動、安全ミーティング)で活用願えれば幸いです。

なお、本事業の推進にあたっては、学識経験者及び間伐作業や労働災害防止対策について十分な経験を有する有識者で構成した「新規参入者教育カリキュラム、教育教材作成委員会」の客観的な評価、並びに「林業・木材製造業労働災害防止協会」の協力を得ました。ご指導・ご協力くださいました関係者の方々に深く感謝申し上げます。

株式会社 森林環境リアライズ

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